2023-01-01から1年間の記事一覧
12/9に「Learning eBPF」という本の和訳版、「入門eBPF」という本をudzuraさんと2人で翻訳しましたので宣伝しておきます。 原著はこちら Learning eBPF (English Edition)作者:Rice, LizO'Reilly MediaAmazon 和訳版はこちら 入門 eBPF ―Linuxカーネルの可視…
今年もいろいろありました。インプットとアウトプットの振り返りをしておきます。いつもながら落ち着きがないというかたくさんやりましたね。 アウトプット 登壇(会社の仕事) 2つやりました。今年は思うところあって意図的に絞ってました。社ブログも一本も…
わたしはよくIT技術系の外部発信をします。手段は記事や書籍の執筆やYouTube動画公開、登壇など、いろいろあります。その立場から、実例をもとに外部発信をするコツを紹介したいとおもいます。外部発信にもいろいろありますが、査読付き論文を書くとかいうす…
私は会社員なのですが、いろいろ副業してます(副業OKの会社)。それぞれについて当たり障りのない範囲で現状を書いた上で、受け取れる額(具体的な金額は一部除き出てきません)や効率のよさなどを比較します。あくまで一般的なものではなく、わたし個人の話な…
Xには広告収益分配金を得られるという機能があります。X Premium(旧twitter blue)に登録して、かつ、機能を使う申請すれば、インプレッションの数とか色々なものを加味して毎月いくらかのお金をXから貰えるようになります。 本記事は、わたしがこの機能を使…
はじめに ITの世界で「低レイヤ技術」と呼ばれるものがあります。明確に定義されているわけではありませんが、アプリケーションのような直接エンドユーザに触れる部分ではなく、しかもなるべく生のコンピュータに近い部分、たとえばOSカーネルやコンパイラ、…
明らかに誤ったことをしたのにそれを認められずに醜態をさらしている、場合によっては傷口を広げて自分を窮地に追い込んでいる人を大量に見てきた結果、「こうはなりたくないな」と思う気持ちがずっとありました。にもかかわらず、数年前に見事に過ちを認め…
2023/8/13 18:20 タイトル変更。「ソフトウェア開発者が好きなコンピュータ以外の本」→「ソフトウェア開発者のわたしが好きなコンピュータ以外の本」 2023/8/15 16;20 「敗者のゲーム」から「星を継ぐもの」までを追加 私はソフトウェア開発者です。このブロ…
なんらかのコンテンツを作って発信したい、あるいはしている人向けの記事です。筆者が過去に書いた本(コンピュータ技術についての解説本)に対する様々な評価を実例として、万人が100点満点と評価するコンテンツを作るのがいかに難しいかということを述べます…
私は何年も減量に取り組んできました。減量には定期的な体重測定と、測定結果の振り返りが大事だそうです。本記事はこの定期的な体重測定が何年も全然続かなかったのが、ちょっとした変更によってできるようになったという話を共有します。それによって体重…
去年、Linux、とくにLinuxカーネルの役割を図解と実験によって説明する本を出しました。 この本は幸いにもけっこうな好評をいただきまして、現在も売れ続けています。本書は私の知る限り日本には類書が存在しなくて、かつ、英語の本でも同じことがいえるため…
仕事してるとさまざまなタスクをこなすことになります。タスクの粒度、期限、難易度などは物によって異なりますが、共通しているのはタスクの終了条件を満たして初めてタスクは終えられるということです。本記事では、この当たり前過ぎて何をわざわざ…という…
みなさんが所属している会社や学校などの組織から見た外部のイベントを楽しむ方法をいくつか書きます。ここでいうイベントとは、いくつかセッションがあって、最後に懇親会があって…という形式のものを想定しています。本記事の前半ではここ最近再開されつつ…
ご縁があって英語の本を先日翻訳一部翻訳しました。どんな本かはこの記事にはあまり関係ないので気になる方はこの記事をご覧ください。本記事の目的は、この作業の苦労したこと、工夫したことを紹介して、これから英文を和訳する必要が出てくる人に何らかの…
4/6 更新。Amazon上の煽り文を最新化&公式サイトから目次を転載 一部だけ翻訳にかかわった「入門モダンLinux」という本が4月7日に出るので宣伝を兼ねた紹介をします。 原著は「Learning Modern Linux」です。 本書のタイトルを目にしてまず思うのは「モダン…
2021年にスタンディングデスクを買ってからしばらく経ったので、感想を書いておきます。対象読者は一日中デスクワークしてるような人です。わたしのようなリモートワークのソフトウェア開発者なんかがぴったり当てはまると思います。わたしは医療関係者では…