プログラミングを始めたころとは考え方が全然変わっていることに気づいてびっくりした話

家にパソコンがはじめて来てから30年くらい、プログラミングを始めてから20年以上が経ちました。その間、IT技術に対する愛は変わらずに、ずっと走り続けてきました。では当時の自分と今の自分で何が違うのだろうと考えてみたところ、めちゃくちゃ変わっていたのでびっくりました。本記事では何がどう変わったのか、それを見てなにを思ったかなどを書きます。

昔は次のようなこだわりがありました。

  • 大きなものは一つの仕事をする単純で小さなツールを組み合わせて作るべし
  • ソフトウェアは可能な限り設定可能になっていてほしいし、それを自分の好みになるまでカリカリチューニングしたい
  • 可能な限りすべてキーボードだけで操作できるようになっていてほしい

いわゆるUNIX哲学をはじめとして、いろんな本やWebサイトなどに強い影響を受けていることがよくわかります。

ところが今は次のように全然違うことを考えています。

  • トラブルハマったときに情報が得やすくなるように、なるべく普及しているものを使いたい。デカかろうと小さかろうがどっちでもいい
  • 設定なしに最初からいいかんじで動いてくれるやつがいい
  • キーボードだけの操作にとくにこだわりはない。楽ならなんでもいい

ここまで変わったものだなあと驚くばかりです。昔は自分の使っているものすべてに対する愛が強かったのですが、仕事などで期限内に要件を満たすものを作るということを繰り返すうちに、その時その時でやりたいことを最小コストで成し遂げられるものが良いものである、と思うようになった気がします。「趣味の世界にも業務的な考え方が侵入してきたのかあ」とちょっと寂しい気もしましたが、今も考え方こそ違えど楽しくやれているので、まあいいかと割り切ることにしました。

なお、ここに書いたようなことは20年くらい前に2ちゃんねる掲示板のプログラマー板かなんかで古参エンジニアらしき人々によるまったく同じような書き込みを何度も見たことがあって、「ついに彼らのところにたどり着いたのか」と感慨に浸っております。

おわり