2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「考える秘術としての統計学」を読むのをやめた

統計学についての気軽な読み物として買ったものの、筆者の言わんとすることが全然頭に入ってこなくて上滑りし続けたので20ページくらいで読むのを断念。自分の中での統計学と筆者の中でのそれが大きく食い違っているらしくて、かつ、後者のほうに考え方を寄…

「周 - 理想化された古代王朝」

中国の古代王朝のひとつである周が興ってから滅びるまでについて書いた本です。殷 - 中国最古の王朝が甲骨文字をもとにして殷を知る本であるのに対して、こちらは金文をもとにして周を知る本です。有名な東周(春秋戦国)時代は後半でさらっと流すだけで、主と…

「鉄道の日本史」読んだ

黒船が鉄道模型を持ってきたときから日露戦争後に鉄道国有法が成立するときまでの日本の鉄道史について書いた本です。わたしは鉄道に関する知識はほとんどないので、どういう経緯でどういう路線ができていったか、かつてどういう鉄道会社があったのか、など…

「道路の日本史」を読んだ

道路という観点から日本の歴史を古代から現代まで振り返ったものです。古代のローマや中国を含めた諸外国の道路事情を含めたさまざまな挿話も含めて楽しめました。よいです。

「殷 - 中国最古の王朝」

中国最古の王朝である殷について、史記などの後代の文献資料ではなく殷代の甲骨文字をもとに解き明かした本です。限られた情報をもとに当時の様子を推測するさまがとてもよかったです。ここに書いている説がどれだけ真実なのか、過去を旅したくなりました。

[宣伝] 既刊同人技術書をDL販売することになりました&技術書典5に新刊を出す予定です

既刊のDL販売について これまで筆者はフリーの編集者である風穴江さんと一緒に技術書典において"windhole"名義で同人技術書を販売してきました。その際、毎回のように「行き損ねた/買い損ねたのでDL販売をしてほしい」という声をたくさんいただいてきました…

「リーダブルコード」を読んだ

読みやすいコードを書くにはどうすればよいかというテーマを扱った本です。奇をてらったものはなく、順当なことが書いてありました。人に見られることを前提としたコードを書いたことがないかたは読んでみるとよいかもしれません。 本書は一度ざっと読んだ上…

「OSSライセンスの教科書」を読んだ

タイトル通りオープンソースソフトウェア(Open Source Software, OSS)のライセンスについて扱った本です。難解なことを筆者の経験を踏まえて平易に解説してくれているので、この手のことを知りたいと相談された場合は「これを読んでみてください」と勧められ…