電子書籍よりも紙の本を買うようになった
最近紙の本はほとんど買わずに電子版しか買ってなかったのですが、思うところあって努めて紙の本を買うようにしました。すると読書量が10倍くらいになりました。紙のほうが良いなと思った理由にも読書量の変化にも驚いたので、どうしてそうなったかというのを書き出してみることにしました。あらかじめ断っておきますが「任意の人について電子書籍より紙の本のほうがいい」とかいう話ではないです。
以下、なぜ紙の本に回帰したのかの理由。
- 読書中に何かわからないことがあったりちょっと飽きたときなどについついブラウザを開いて調べだして最後はwikipediaで宇宙について調べている。紙の本では辞書をひくようなことはない
- 電子書籍では読み終えた達成感が得にくかった。物があふれているのは嫌いな性格なんだけど、本についてはモノあるほうが安心するらしい。自分にこういう感情があったことに驚いた
- 本を持ってページをめくるという行為が安心するらしい。こういう感情もびっくり
- 電子ペーパーのリーダーは画面が小さい(Sonyの大画面のは高い…)、その一方でタブレットだとすぐに目が疲れてくる
- 電子書籍専用フォーマットになっている本だと作りが雑で図表がまともに見らえないことがよくある。他にもデザインがページ単位のものより美しくないとか
- 電源入れて(タブレットならさらにアプリ選択して…)というのがめんどくさい
- 「あれはあの本のここに書いてたような…」というときの検索がやりづらい
- 最近でかい本棚を手に入れたので埋めたくなった
- 子供の前では本を読んで彼にも本を読む習慣をつけてほしかった。タブレットを触ってると読書しているのか遊んでいるのか区別できないらしい。なおPCはまだ理解できない年齢なので、それはのちのちの話
自分でもわりとしょうもないなあという理由もけっこうありますで、そう思ってしまったものはしょうがない。で、前述のように紙の本を買うようになってから読書量が10倍くらいになりました。とくに気を散らす要素が減ったこと、および、読後に達成感が得られてどんどん読もうと思うようになったというところが大きそうです。前者については以前はじめたSNSと少し距離を置いた取り組みの影響も大きそう。
satoru-takeuchi.hatenablog.com
今でも漫画は電子版を買ってます。どういうわけか漫画は達成感どうのこうのとかが気にならない。不思議だ。