「肉食の思想」を読んだ

日本と西洋の違いを食文化、とくに肉食文化の違いから解き明かそうという本です。なかなか面白い視点なので思わず「なるほどね」と思ってしまいました。

ただし筆者も述べているようにデータの裏付けが少々足りないので、「これが事実に近い」というよりも、あくまで参考情報として認識するほうがよさそうです。この傾向は後半になるにしたがって強くなってゆき、どんどん筆者の想像が種となってきたのは残念でした。