LenovoのIdeapad DuetというChromebookを買って数週間経ったので感想を書き連ねます。
もともと次のようなことがしたくて適当な端末を探していました。
この要件で人に聞いたところ、これを教えてもらいました。評判は上々で、かつ安価であることより、購入に踏切りました。昔Chromebookがリリースされてからそう時間が経っていないころに一度買ったことがあり、Webブラウザとsshがついていたのは覚えていて、かつ、Androidアプリも使えるらしいと聞いていたので、これなら行けそう、と思いました。
買ってみたら想定していたよりも多くのことができるとわかりました。一番大きなものはベータ版としてLinux環境(distroはDebian)が使えることでした。さらにその環境上のGUIを動かせることもわかったため、VSCodeをインストールしてみると、あっさりと動きました。さすがにCPUパワーが足りないので動きはもっさりしていますが、普段使い慣れているエディタで文書作成ができて、かつ、オフラインで開発もできるというだけで非常に嬉しいです。これからどんどん使い込んでいきたいと思います。
ハードウェアキーボードは価格相応で、それほどいいものではありませんが、それほど長い時間でなければ問題なく操作できるかなと思うくらいです。トラックパッドがついているのはいちいちタッチせずに済むので便利だと思います。laptopからタブレットへの切り替えときにはハードウェアキーボード兼フタを本体から取り外す必要があるため、けっこうめんどくさいです。iPadのようにキーボードを外さずにそのままタブレットとして使えるようなものだったら嬉しかったのですが、外さないと重いので、それはできるかもしれませんが、やりたくはないです。ただし、フタは重い反面、laptopモードにしたときは本体部分は安定していて、これなら倒れないだろうと安心できるという利点もあります。
タブレットとしては最低限kindleやkoboで本が読めればいいやと考えていました。この最低限の要求には十分このたんまつは応えてくれて、いままでのところ、とくにストレスは感じていません。それに加えてAndroidタブレットとして使いやすければいいなと考えていました。こちらについては、ややもっさりしていると感じますが、我慢すれば使えるなといったところです。もう一点、ソフトウェアキーボードでの入力が不便です。一番の理由はiPadのようにソフトウェアキーボードを分割できないので、両手で画面の両端を持ったまま入力ができません(調べた範囲では。できると知ってる人は教えて下さい)。このため、寝そべってごろごろしながらキーボードで入力というのはめんどくさいです。
総合判断としては、価格性能比はとても高いと思いました。これからどんどん使い込んでいこうと思います。