emacsからvimへ移行することにした

テキストエディタを20年近く使ってきたemacsからvimに移行することにしました。移行しようと思った理由はいろいろあるのですが、「なんとなく」というのが一番近い気がします。あえて細かいところを挙げると次の通り。

  • vim流行ってるらしいので触ってみたくなった
  • 普段使う道具を別のものにして脳に刺激を与えてみたくなった
  • emacsには山ほどパッケージがあるのは知ってるが、大して使っていない。色々本を読んで試してみたけれども、しっくりくるものはあまりなくて結局標準機能ばかり使っている。実際、ここ数年.emacsはほとんど変化していない
  • 昔は「emacsはエディタではない、環境なのだ。すべてがemacsで完結するのがいいのだ」と思ってたけど、最近はもっとシンプルなものでもいいかも、と考えかたが変わってきた

上記のうち「それvimにしても問題は解決しないよ」という話もあるかもしれませんが、まあ、最初に言ったようにあくまで「なんとなく」なので。

移行は完了したわけではなく、とりあえずはvimturorを読んで基本的なところを押さえたというところです。現時点でどれくらいvimを知っているかというと「さっき"R"コマンドを知った」というレベルです。これからは数人に勧められた「実践vim」を読んで勉強しようと思っています。なお、いまはあくまで移行を開始した段階なので、「合わなかった」とか「めんどくさくなった」とかいう理由でまたemacsに戻ることもありえます。そのときはそっとしておいてください。

最後になりますが、わたしは「究極のエディタ vs 至高のエディタ」のような対立構造には興味がないし、その手のものを宗教戦争などと表現するのもそんなに好きではないです。なので「emacsを捨てるなんてけしからん」とか「Xというエディタはこんなに素晴らしいのでこれを使うべきだ」とか言われると冗談でもけっこう辛いのでやめていただけると嬉しいです。